岐阜の矯正歯科@田中矯正歯科医院
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外科的矯正治療

外科的矯正治療
外科的矯正治療

外科的矯正治療

  1. 上顎と下顎の骨の関係がずれているために矯正治療だけではきちんと治らない場合。
  2. 矯正治療だけでは口元が十分に改善されない場合。
  3. 矯正治療だけでは歯に無理がかかり歯を傷めてしまう場合。

外科的矯正治療では当院のように指定された医療機関で治療を受けた場合に限って、矯正治療と手術の全てに健康保険が適用になります。このため治療費は一般的な矯正治療費の3分の1~2分の1程度になります。

当院では、成人の方が多いので、外科的矯正治療も多くなっています。

なぜなら、成人の場合、顎の成長を利用した矯正治療が不可能であるということと、歯の生え変わりを利用した矯正治療が不可能であるために、外科的矯正治療を適用しないと美しい歯並びを手に入れることが難しいケースが多くなります。



外科的矯正治療

確かに、薬を塗って治るものではありません。口の中にメスを入れなければなりませんから、恐怖心を持つのは仕方ないと思います。私だって、恐いです。

し かし、あなたが外科的矯正治療を受けたあとに、手に入れることができるであろう生活の豊かさ(例えば、今までは自分の受け口が気になっていた、「しゃく れ」「アントニオ猪木」と言われるような生活から「キレイになったね」「かわいいね」と言われる生活、前歯でスパゲティーを噛み切れる感覚を味わえるな ど)を想像したときに、その生活の豊かさが手術に対する恐怖を超えた時に、外科的矯正治療を受けるべきだと思います。

ですから、治療後に得られるであろう生活の豊かさを考えても、まだ手術に対する恐怖心が勝っている方は、手術を受けるのは止めたほうが良いと思います。

当院で外科的矯正治療をやられた患者様の多くは、「恐かったけど、やっぱり、やって良かったわ」とおっしゃいます。皆さん、手術を受ける前は恐かったのです。

私の経験では、手術を受けたあとに、ほとんどの方が明るくなります。
今まで、あまり話さなかった方が、おしゃべりになります。
今まで、あまり笑わなかった方が、たくさん笑うようになります。
口紅を塗るのが楽しくなった」と言う人もいました。
皆さん、手術に対する恐怖心を乗り越えたのです。恐怖がなかったのではなく、良くなっていくことに対する期待感が恐怖心を超えていただけのように見えます。

では、手術の危険性については、どうかということですが、外科的矯正治療の手術は一旦、顎の骨の1部分を骨折させると考えてください。骨折している間に、顎を引っ込めたり、出っ歯の人の場合は顎を出したりして、正しい位置に固定します。

そうすると、骨折した骨がギブスで固定していると、元に戻るのと同じように、時間がたつにつれて、顎の骨も正しい位置にくっつきます。

通常、下顎だけの手術の場合、輸血は必要ない場合がほとんどです。
内臓、心臓、脳の手術と比較すれば、リスクははるかに少ないです。
なぜなら、健康な体にメスを入れるからです。



外科的矯正治療

手術の後遺症として考えられるものは2つあります。
当院では後遺症を未然に防ぐために、口腔外科医を紹介し、口腔外科医から手術の話を聞いてもらっています。ここで、起こりうるリスクに関しては、十分に説明してもらっています。

1.神経の麻痺
手 術中に神経に触れる可能性、骨をずらした際に神経が引き伸ばされたり、圧迫されることにより、神経が麻痺する可能性が少なからずあります。したがって、通 常は半年以内に回復しますが、2年経っても回復しない場合は、ずっと回復しない可能性が高いようです。ただし、当院の患者様の場合、神経の麻痺が後遺症と して残る割合は20人に1人ぐらいです。

2.ウィルスの感染
エイズ、C型肝炎感染ウィルス、未知のウィルスに輸血によって感染する可能性が極わずかですがあります。
しかし、外科的矯正治療の場合、自己血輸血といって、自分の血を牛乳瓶1本~2本分ぐらいの量を採決しておきます。通常、輸血は必要ないのですが、必要になった場合は、この自分の血を輸血するので、ウィルスに感染することはありません。

ただ、ほとんどありませんが、大量に出血した場合は、他人の血を輸血しますので、万が一の可能性は否定できません。



外科的矯正治療

手術をした際に上下の歯並びが理想的な状態でかみ合うように、手術前に予め矯正治療をして歯並びを整えておきます。これを術前矯正治療といいます。
術前矯正治療が終了したら、1~2週間程度、入院して全身麻酔下で顎の骨を移動させる手術を受けます。
手術自体は口の中からメスを入れるので、手術後に顔に傷が残ることはありません。
手術後に仕上げの矯正治療を行い、歯並びを理想的な状態にします。これを術後矯正治療と言います。
術前・術後の矯正治療方法と、保定方法は一般の矯正治療と同様です。



外科的矯正治療


6.術前矯正治療
1ヶ月に1回の通院時に、一般的な矯正治療と同様に矯正装置を調節します。
術前矯正治療の期間は9ヶ月~2年程度です。

7.手術
術前矯正治療が終了したら手術です。
入院期間は1~2週間です。
当院の患者さんで最短の入院期間は5日です。

8.術後矯正治療
退院後、術後矯正治療を4~6ヶ月程行います。

9.矯正装置の撤去と保定
術後矯正治療終了後に矯正装置を撤去し、一般的な矯正治療と同様に歯の裏側に保定装置を付けます。
保定期間は3ヶ月に1回通院していただき、3~4年間定期検診を受けていただきます。
3~4年後にキレイな歯並びが安定していることを確認して、保定装置を撤去して保定終了です。