
− 叢生(デコボコ) −
叢生(デコボコ)があり(図1)、来院のタイミングが遅く、十二号で紹介させていただきましたSPEを装着する時間がない場合で、成長が残っている場合には急速拡大装置(RPE)を用います(図2)。成長が残っているかどうかの判断は、手のX線写真(手根骨)で判断致します。思春期成長の最中であれば、装置の効果はかなりあります。この装置の特徴はかなり違和感がありますが、短期に上顎骨を拡大致しますので、図3のように中切歯(真中の前歯)の間に隙間ができるくらい拡大できます。その結果鼻の通りも良くなる事が多いです。
真中の隙間は自然放置でも、きれいに隙間が閉じてくるので問題はありません(図4)。
この患者様は、成長発育中に上顎を広げる事ができたため、犬歯が並びきらない程のデコボコがあるにもかかわらず、歯を抜かずに矯正治療を終える事ができました。
(図1) 叢生(デコボコ)
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(図2) 急速拡大装置
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(図3) 図1の治療後(2ケ月後)
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(図4) 図3の2ケ月後
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(図5) 同症例の矯正治療終了後
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