実は歯ならびのチェックは口を閉じた状態の方が良く分かる場合があります。 「エッ、口を開かないと歯ならびをチェックできないんじゃないの?」と思われる方が多いかもしれません。しかし、私たち専門医はまず、患者様の顔を拝見させていただきます。日本人の横顔というのは図2のようにEライン(鼻の先端と顎の一番出ているところを結んだライン)上に上下の唇があるのが理想的といわれています。従いまして、図1のようにEラインから、唇が出ている人は出っ歯(上顎前突)か、上下の歯が出ている(上下顎前突)事が疑われます。
Aさんの治療前・治療後
図1:治療前
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図2:治療後
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Aさんの治療前・治療後
図3:治療前
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図4:治療後
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Bさんの治療前・治療後
図5:治療前
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図6:治療後
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正面からはどうでしょうか?出っ歯の方は下唇の下に横線のシワがあります(図3)。それは上下の前歯の間に下唇が入り込み、下唇がひっくり返ってしまうこと(反転)によりおこります。その次のチェックポイントとして、口元が出ている方のサインは、唇を閉じた時に梅干しのようなシワが顎にできます。(図5)なぜそのことが良くないのでしょうか?
- オトガイ筋という筋肉に力が入っているため、唇を閉じたままにしていると疲れる。
- 寝ているときは意識がないため、口が開いたままになり、歯肉が乾燥して抵抗力が弱まり、歯周病になりやすくなる。
- 本人は怒っていないのに、怒っているような損なイメージを与えることがある。
その他の特徴として、鼻唇溝(鼻翼から口角にかけてのシワ)ができやすいことです(図3,5)。なぜ、シワができるかというと山(ほっぺた)と山(出ている口元)は谷となり、シワとなりやすいからです。矯正歯科治療によりシワができにくくなることもあります。

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